債権回収に関する解決事例
事例①
依頼者は融資をした債権者。債務者が返済しないため、貸金返還訴訟を提起。勝訴判決取得後も支払いをしないことから、債務者居住地周辺に支店がある金融機関を複数ピックアップして、一斉に預貯金差押えの強制執行を申立て。一定額の回収に成功。
事例②
依頼者はマンション管理組合。管理費等を滞納していた組合員に対して、内容証明を発送。支払に応じないことからやむなく訴訟提起。判決取得後、勤務先の毎月の給料を差押え。相手方は途中で退職したが相当額の回収に成功。
事例③
依頼者は融資をした債権者。債務者が返済せず、かつ債務者所有の不動産を処分して回収不能になることが危惧されたことから、債務者所有不動産を仮差押えする申立てを行い、その後に貸金返還訴訟を提起。勝訴判決確定後、仮差押え時に納付した担保金を取り戻し、最終的に不動産競売を申立てて相当額の債権を回収。
事例④
依頼者は融資をした債権者。債務者が返済しないため、貸金返還訴訟を提起。勝訴判決取得後、債権者にて把握していた債務者の勤務先を第三債務者として給料差押えを申立て。債務者に支払われる毎月の給料から一定額を継続的に回収した。
事例⑤
依頼者は商品の卸売り会社。数千万円の契約であったが契約書も発注書・請書も存在せず、売買の合意の有無自体が争点となり、買主は支払いを拒絶。訴訟で争った結果、審理は長期間に及んだが、裁判所の和解勧告により当方の請求をほぼ全額認めて一括で支払う内容での裁判上の和解が成立。
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企業、法人による債権・売掛金回収
■任意による債権回収と強制的な債権回収お金の貸主は借主に対して返還請求権を有し、物の売り主は飼い主に対して代金支払い請求権をもつことになります。しかし、特に債務者の経済状況が悪化した場合には、金銭債権がなかなか回収できな […]
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支払督促など個人での債権回収を行うには
■支払督促とは裁判によらない債権回収の方法には、交渉等を行って任意に債権を回収するものと、支払督促があります。 支払督促とは、必要書類を準備して簡易裁判所に申し立て、債務名義を取得することにより、強制執行を行う […]
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管理費・修繕積立金の滞納|マンション管理組合がするべき対応とは
■管理費・修繕積立金滞納の問題性とは管理費や修繕積立金の滞納を放置することは、マンションを管理し運営していくうえで大きな問題となり得ます。具体的には、管理費や修繕積立金の滞納を放置することでマンション賃借人の無資力状態が […]