交通事故で弁護士に相談できる内容は?依頼するメリットも併せて解説
■交通事故について弁護士に相談できることは?
交通事故が発生した場合、事故の当事者は問題解決に向け様々な手続きを行う必要があります。
具体的には、過失割合や事故によるけがの程度、休業損害の程度などを検討し、相手方と交渉を行い、まとまらない場合は訴訟を通じて、互いの賠償額を決定しなくてはなりません。
このような交通事故解決に向けた手続きについて不明点を聞き、場合によっては事故当事者であるご相談者様に代わって交渉することが、交通事故について弁護士に相談できる内容となります。
■交通事故について弁護士に相談するメリットとは?
上記のように様々な手続きを行う必要がある交通事故ですが、これらは1週間や2週間程度で済むものばかりではなく、半年から2年程度を要する長期の手続きとなることも少なくありません。
その理由としては、事故当事者が負ったケガの程度を確定させる「症状固定」に期間を要するためであったり、「症状固定」に基づいて相手方と交通事故責任について交渉を行うにも相当期間を要するためであったりすることがあげられます。
こうした長期間にわたる事故処理を、専門的知識も少ない中事故当事者が自分だけで解決させようとすることは、物理的にも精神的にも相当程度の負担がかかります。
逆に、交通事故について弁護士に相談できれば、このような交渉などを代わりに行うことができます。
以上のことから、交通事故について弁護士に相談するメリットとして、そうした事故当事者の物理的精神的負担を軽減することがあげられるのです。
また、交通事故被害者が請求できる慰謝料の基準としては、自賠責保険基準、任意保険基準、弁護士基準(裁判基準)という3種類が存在し、後者になるほど請求できる慰謝料は高額になりますが、これを知らない方は相手保険会社の提案した自賠責保険基準を受け入れざるを得ず金銭的に損失を抱える可能性があります。
前述の「症状固定」についても、相手方保険会社が症状固定をせかすことで、未だ症状が発生しきっていないにもかかわらず事故の症状を確定させてしまい、十分な慰謝料を請求できずに事故処理が完結してしまう可能性があります。
逆に、交通事故について弁護士に相談できれば、こうした慰謝料基準や症状固定につき事故被害者の立場を明確に主張することができます。
以上のことから、交通事故処理について弁護士が介入するメリットとして、そうした事故当事者が金銭的に損をしないようサポートできることがあげられるのです。
しろくま法律事務所では、大阪市の西天満、南森町、淀屋橋、北浜などのエリアをはじめとして、関西にお住まいの皆様からのご相談を広く承っております。
交通事故についてお悩みの方は、しろくま法律事務所までお気軽にご相談ください。